プラハで考えたこと
ドイツのベルリン、チェコのプラハを先週3日づつ観光したのですが、ベルリンで色々考えるところがありまして記載が多くなっていますが、純粋な観光地としてはプラハの方が上です。
私は、何があるか解らない海外の街歩きが好きなので、今までアジアの大きな街を好んでいましたが、今回は建築物への興味からプラハをぜひ歩いてみたいと思い訪問しました。
街の中心を流れるモルダウ川、それにかかるカレル橋、どこを歩いても興味深い建物がある街中など飽きずに歩けますし、少し歩くことに飽きたら旧市街広場やカレル橋では楽器を演奏しているし人、歌っている人、何か面白いことをやっている人がいて見ていて飽きません。
また、ケーブルカーで登って行く見晴らし台からの景色とその周りゆったりとした公園、ヴィシェフラット民族墓地周りの公園の静かな雰囲気と360度見晴らせる景色など、高台から見ても見ごたえがあります。
モルダウ川の遊覧船でビールを飲みながら風に吹かれて見る景色も最高でした。
観光地としては申し分なく、逆に全く考えずに楽しめたという意味では、ベルリンより本当の観光をした気がします。
そして、夜も21:00ごろまで明るく、そのあとも主な建物すべてがライトアップされるので22:00ごろまで遊べます。(このくらいの時間まで子供連れの人も出歩いています。)
気候はベルリンでもそうでしたが、寒くも無く汗もかかずに丁度良い気温で、プラハで朝と夜若干肌寒いと感じることもありましたが、長袖を1枚着れば十分な程度です。(実際昼間でも薄手の長袖を着ている人は多かったです。)
楽しむことに集中してあまり考えなかったのですが感じたことを書くと
①中国人観光客が多かったこと
景気が減速していますが、日本の10倍の人口パワーがあり今後は観光でも日本より
存在感を高めて行くと思われます。
②公園を中心とした街づくりの良さ
旧市街広場というところが観光地の中心でしたが、歩き疲れたら石畳に座って歌を
聴いていたり出来て良いですね。
ベルリンにも公園が市街地の中にありますし、ヨーロッパの街づくりがそういうも
のなのでしょうか。緑も多いですし建物の間隔にもゆとりがあります。
それが建築や都市計画の行政による規制なのか興味はあります。
③古い各年代の建物があり現代建築もある
古いものがあると新しい奇抜な建物は受け入れられないのかと思ったら、
ダンシングビルという変わった建物も建っています。
(反対はあったみたいですが)
④少し残念なところは、観光地内でも喫煙をしてポイ捨てをしている人も多かった
こと(おそらくチェコ人)、英語をしゃべれない人が思ったより多いことです。
ベルリンの壁崩壊の1989年までチェコも社会主義国であったのでしょうがないです
かね。今回は旧共産圏の国を見たいというのもありました。
以上がチェコに行ってみての感想でしたが、夏の観光地として誰にでもお勧めできることは間違いありません。