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ドイツ② ドイツの移民について

 

先日、ドイツ政府は今年流入する難民の数が昨年の4倍の80万人に達するとの見通しを出しました。

EU域内に入る難民のうちおよそ四割がドイツを目指す状況で、1月~6月の半年で昨年の約20万人を超える約21万人が入国し今後は更に増えそうだとのことです。

 

1週間前までドイツのミュンヘン中央駅近くのホテルに5泊(その他に2泊)していて、駅の売店を利用したり、電車に乗ったりするために日に2回程度駅に行きましたが、駅前の雑踏の中で周りを見渡すと白人の方が見当たらないということが何回もありました。

また、駅構内や近くの路上で、ビールのビンが割られていたりしていることも何回か見かけました。(直ぐに清掃の人が来ていましたが。)

自分自身、一昨年はインドに二回行ったり、今までアジアやエジプト、南米などを旅行して来て、混とんとしている雰囲気の方が好きなのですが、それでも駅前の雰囲気は最初はあまり良い感じがしなかったです。(直ぐに慣れましたが。)

 

1週間いた中で、気になって色々見ていたのですが、観光地に行ってもイスラム教の衣装を着た女性や、アラビア語が表示されているスマートフォンを見てワイワイ騒いでいる若者を見かけ、駅前で不自由な体の方にお金を恵んでいるイスラム教徒の女性もいました。

当然、しっかした仕事に就いている人も、紛争地域からお金を持ち出して来ている人もいて、そのような人は普通の生活をしているのでしょう。但し、数としては日本でも報道されているように、身一つで移民船でイタリアやギリシャなどへ渡ってきてドイツに入国している人の方が多いのだと思います。

 

地理的にも国の政策的にも日本とはあまり縁が無い話しのように見えますが、これだけ世界が関係しあっている状況で全く影響がないとは言えず、平和が好きな日本としては、国際的に何らかのメリットが得られる形で、支援などの関与をして欲しいところです。

 

本当は、人手不足なので来てもらえれば良いのでしょうが、先方も地理的に解らない日本よりは直ぐに帰れるヨーロッパの方が良いでしょうし、今日のニュースで、日本で難民の認定を求めた裁判で勝訴したスリランカ人の方が、法務省に認められなかったとして、処分の取り消しを求める裁判を起こしたと報じられていました。このタイミングでそのようなことを聞くと、日本は難民を受け入れないと世界にアピールしているようにも見えます。

 

実際に難民受け入れ地域に住んでいる人が一番心配なのが治安でしょうが、昨日はドイツの隣ベルギーアムステルダム発パリ行の列車内でモロッコ国籍の人が武装して乗客を襲った事件が起きています。

抗議デモなどがあった話がたまにニュースで聞かれますが、数や規模はあまり大きいように見えないので、かなり我慢をいているのだと思います。

 

ドイツも過去に移民問題で苦労して、それを乗り越えて今の発展がある訳ですので、覚悟の上での移民対応なのでしょうが、何しろ数が多すぎるのでしょう。

しかし、一部の大学では難民が講義やドイツ語の講座を無料で受けられるようにしたり、色々前向きな政策も行っているようです。

 

難民の数は増え続け、今日も1日で約3,000人の難民がボートで救難信号を出し助けられたそうです。1日の数としては異例な数なようです。

それにつれて、移民を拒否する国や、隣国との国境から移民が自国に入らないように妨害している国もあるようです。

 

歴史を見れば、民族の大移動などは多くあったのでしょうが、第二次大戦後に、これだけ国境を人が越えて行くのは異例なことでしょう。

実際にこの問題の行く末は、素人ながら考えてみても短期でのあまり良い解決のシナリオは浮かびません。

在るとすれば、この混乱が武器の輸出や移動を禁止するような国際世論を作りだし、少なくても表ルートでの紛争地域への武器流入を断ち切ることが出来れば、難民の方々が自国で命が危ないという状況は改善するのかも知れません。

ただし、これも現実的では無いでしょう。

 

日本という当事者では無い国に住んでいる一介のサラリーマンが、EUの移民のことを考えてどうすることも出来ませんが、何かこれが世界の将来に大きく影響してくるような気がして、意識せざるを得ないようになっているので、ドイツびいきの自分としては、ドイツの移民について今後も注目して行こうと思います。

 

さて、一週間のドイツ旅行は当然非常に面白かったのですが、旅行記を書いてもつまらないので、ドイツ関連のブログの最後に写真だけ掲載します。

第一弾は、ケーニヒス湖です。

 

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