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生産年齢人口の減少

 

総務省が4月17日に発表した2014年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む日本の総人口は、2013年に比べて21万5千人少ない1億2708万3千人となった。

 

生産年齢人口と65才以上を見てゆくと以下の通りである。

 

 <15才~64才の生産年齢人口>

 7,785万人 マイナス116万人 総人口に占める割合 61.3%

 

 <65才以上>

 3,300万人 プラス110万人 総人口に占める割合 26.0% 

 

1990年のバブル崩壊時に65才以上の割合が12%だったことを考えると、驚くほど増えています。

高齢化が世界一なだけでも大変ですが、日本の労働生産性は2013年のOECDの資料によると、加盟国34か国中22位という厳しい状況です。

 

色々この対策については、国を挙げて考えているのだと思いますが、自分が思うのは、日本人の根本的な世の中に対する考え方が悪いので、技術論では済まないのではないかということです。

 

一番の問題は、「考えたり議論したりしない国民性」だと思います。

 

国民や社員の無知は、政治家や会社へ対して適切な要求が出来ずに、政治家や会社経営者を根本的な問題の解決へ向かわせず、表面的な改革に進ませます。

 

国や会社に対して「間違っていることを指摘せず忠誠を誓うのが美徳」とされ、言いなりになるのが良いとされる社会、「難しいことを話したり考えたりするのはカッコ悪い」といわれる国民性、それに長時間労働による疲弊が国際社会や国の在り方について考える思考力や、海外旅行に行って他の国に興味を持って比較したりする時間が無いこと、これら全て悪い方に向かわされているように思われます。

 

これが、意識的な愚民政策の結果だとすれば、その政策を立案・実行した人は素晴らしい能力を持っていると言わざるを得ませんが、おそらくまともな政治家は、国民のあまりにも能天気で単純な思考に歯がゆく思っているに違いありません。

 

どちらにしても、現実と政治の乖離について国民みんなが認識をすることからしか、これは解決しないのだと思います。

 

稼ぎ手が急激に減って行き、税金を使う側の高齢者が急激に増え、稼ぎ手も平均年齢はかなり高くなってきていて、これからも進んで行きます。

そこで、「借金をたくさんして、国がお金を回しましょう。」「株価も株を国が買って上げましょう。」なんて、どう考えても高度成長期の政策ですよね。

 

既得権を排除して、国も会社も効率性が高い方法を考えて、少ない資金と人員で効率的に回る国家や会社でなくてはいけません。

誰でも解っていることですが、古い機械(国家や会社組織)にいくら燃料(お金)を入れても無駄なのです。

燃費の良い機械に造り変えなくてはいけないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解雇規制緩和について

 

自分自身、正社員で守られている側のごく一般的な会社員ですが、解雇規制緩和については、日本の社会問題の多くに関連してくる問題だと思い賛成します。

 

<プラスポイント>

①人材の流動化 ー モチベーションを持てる仕事に転職しやすくなる

②生産性の向上 ー 質の悪い管理職が淘汰出来る

          おかしな社風も転職者が多くなれば指摘できる

          新卒年功序列で無くなれば評価制度も適正に変化

③フレキシブルな働き方 ー 介護問題、少子化問題に寄与

④新規産業の創出 ー 転職市場が充実すれば若い人や大企業に囲われた

           優秀な人が新しい事業にチャレンジしやすくなる

⑤社会構造の変化の促進 ー 新しい産業への人材移転が早く進めば、  

              社会構造の変化も促進できる

正規雇用非正規雇用の差の縮小 

 

<マイナスポイント>

①現在の給与水準が保証されなくなる ー 将来設計が立てられない

②会社内の安定が妨げられる ー 終身雇用で辞められないからこそ

                管理者が無茶な要求もしやすかったが

                人材が流動化すると管理がしにくい 

③好き嫌いで解雇される恐れもある

 

思いつくだけでこのようなことが挙げられますが、何故このようなことを考えるかと言うと、自分自身40代中盤になり、周りで子供の学費等や退職金のために我慢して会社に留まって働いている話を聞くことが多くなり、このような話を聞くといつも思うのが、「せっかくこれだけ日本は経済発展したのに、個人が幸せになるということが、まともに議論されていない」と思うからです。

 

視点が常に組織の側からの論理になっており、「会社にため」「社会のため」「国のため」等は美化されますが、個人として幸せになることを追求することがあまり議論されていないように思います。

海外旅行でも長期休暇を楽しむヨーロッパの人々に多く出会いますが、日本人は自分を含め短期の旅行者ばかりです。

 

自分は、「解雇規制緩和が進めば日本人の個人が見直される」と思っています。

 

人材が流動化すれば、良い人を常に集めるために、会社は条件を良くしなければなりせんので、子育てや介護が出来る条件も整ってくるでしょう。現在の正規・非正規雇用の差も縮小するでしょう。

おかしな社風な会社も転職組が多くなれば、考え直さざるを得ません。

 

今の日本の雇用慣習は、終身雇用から外れると著しく劣る職にしかつけなくなり、退職金も余りもらえなくなる。ということを人質にして、会社という不確かな組織に個人がエネルギーを吸い取られているように見えます。

 

戦争を知る苦労をした世代は、終戦時15才だった人がバブル崩壊時の1990年に60才で当時の定年退職でした。

その世代の人は、戦争が無く生活必需品がありプラスアルファのささやかな娯楽があれば幸せで、そのために必死で働けたでしょう。

右肩上がりのその時代に終身雇用は、労使双方に非常に寄与したシステムであったのだと思います。

 

現在の雇用の硬直化は、個人個人の幸せや、子育てや介護の必要性という多様化した

日本人の価値観を許さない悪い慣習であると思っています。

しかし、実施当初は大きな混乱をもたらすでしょう。

でもその過程で、得られるものに比べて過大な費用がかかる大学などの教育改革など、日本のおかしな社会制度も一気に改革が進むと思います。

 

現在の大企業とその従業員だけに目を向けた、政治の雇用への姿勢からするとおそらく当分は何も進めないでしょう。

 

自分の予想ですと、2025年の団塊世代後期高齢者になるタイミングで大改革を行わざるを得なくなるでしょう。

社会保障費の枯渇、介護人材の人手不足から、お金持ち高齢者だけが快適な設備で介護され、お金が無い高齢者の家族は非正規雇用になり更に貧乏になるか、正社員の地位を守るために満足な介護が出来なくなったり、孤独死が増えたり、街中で認知症の高齢者が溢れるようになるでしょう。

その時に全てが見直されるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

移民と日本人の多文化との交流能力

 

最近、曽野綾子さんが産経新聞のコラムに、移民を受け入れることは必要だが、「居住地域は別々にしたほうが良い」と言って一部の人たちの間で批判され、話題になっています。

 

移民は必要だが多くの人に受け入れられないだろうから、住む所が別なら受け居られるのではないか、という折衷案的に言ったとも取れるし、産経新聞と言うことから、移民に反対な一定以上の年齢に支持がある曽野綾子さんに、誰かが言わせたという考え方もあると思います。

 

これを読んで、批判的な感情もありましたが、日本人の綺麗好きでナイーブな性格や、賃貸住宅の防音性の無さと日本人同士でもトラブルがあることを考えると、自主的と言う前提ですが、望む人がまとまって住めることは良いのではないかと思ってしまいます。

実際、江戸川区にインドから来た人が集まったりしている現状から、強制で無ければ、まとめて住めるところを用意するのは先方のニーズにもあっているかも知れません。

ただし、南アフリカアパルトヘイトを引き合いに出したのは失敗ですし、新聞社も何故そのまま掲載したのだろうということは疑問に残ります。

 

個人的には移民には賛成です。

ここ数年、介護をしている人との接点を持つ機会が多くあり、介護する家族がいたとしてもかなり精神的にきつい作業だということを目の当たりにして、税収減、若年人口の減少、共稼ぎの増加、定年の高年齢化など、介護される側が急増するのに、介護の手が減ってそれを支える税収も減ってくると深刻な事態になると考えるようになったからです。

 

しかし、日本人が今後国際社会で先進国として進むうえで気になるのが、海外との人の交流の少なさです。

先日、スリランカに行って山に登ったに話を書きましたが、その時に気になったのが、登り下りの間で自分の前後を歩いていた人のカップルの人種の違いです。

韓国人と西洋人、中国人と西洋人、アジア人と西洋人、西洋人とアフリカ系など、たまたまかも知れませんが、10組近くそのような人を見かけました。

 

2012年のアメリカ留学の国別の数字を見ると

中国23.5万人、インド9.6万人、韓国7万人、サウジアラビア4.4万人、カナダ2.7万人、

台湾2.1万人、日本1.9万人、ベトナム1.6万人となっており、人口比で考えると、

韓国や台湾より少ないことは深刻でしょう。

若い人の海外旅行も減っているようです。

 

自分自身、海外旅行は好きでも日本人だけで暮らす方が良いと思っていますが、

エネルギーと食糧の輸入で外貨を稼がなくてはならず、国内の大企業も人口が減る国内より海外を重視している会社が多い現状を考えると、移民を受け入れなくても外国人との交流は避けて通れません。

このような中で、お近くの中国・韓国は海外に出て働いたり、結婚したりして、どんどん世界と交じり合っています。

 

ここで、世の中に溢れるグローバル化を主張する気はありませんが、一番私が不思議なのが、海外旅行もそうですが、インターネットで色々な情報が入手できるこの時代に、他の国との比較をせずに日本が良いと思っている人が多く感じることです。

 

おそらく、皆さんは10万円の物を買うにもかなり比較色々な種類を比較して買うと思いますが、日本の政治や国家運営がこれで良いのかどうかという問題で、海外を知ろうとして比較して考えることはあまりしません。

 

最近は、今の日本の状況は政治が悪いのではなく、NHKで悲観的な番組をあれだけ流しても危機感を持たずに、物事を深く考えない有権者たちのせいなのではないかと思うようになっています。

 

 

 

五輪と介護問題

 

2020年の東京オリンピックまであと5年となりました。

招致合戦中は、反対派がその費用を介護へ、震災復興に使えるのではないか、等の意見がありましたが、実際お金を主に使うのは税収がたっぷりある東京都ですから、決まった後はさすがに声も小さくなりました。

 

但し、団塊の世代が五輪時に70代になることは変わりません。

この時期が日本の一つの転換点になるのは確かでしょう。

 

おそらく、建築・観光業界と関連業界は「五輪まで」は盛り上がるのでしょうが、これから人数が減り高齢化する社会で、その後の日本の将来をどうして行くかという議論には全くなりません。

五輪後に残された東京のインフラやスポーツ施設の経済効果がどれだけ出るのでしょうか。スポーツをする若い人は減るのに新設の施設を作るとか、維持費でマイナスの経済効果だと思います。

プラスになるのは観光関連の一部に貢献するくらいでしょう。

 

誤解を招くといけないので言っておくと、自分自身は東京五輪は賛成です。

今後の外国人の観光の促進や、日本のイメージアップには十分効果があると思われるからです。

しかし、「五輪があるので将来は明るい」という現実を直視せず、将来を深刻に受け止めなくてはいけないことから目を逸らすのは反対です。

 

高度成長期に量産された郊外の大型分譲地は、不便な立地が多く山を造成して作ったところも多いので、坂があったり敷地に入るのに階段があったりします。

訪問介護をするにも、デイサービスに通うのにも人手が多く必要です。

国が一番危機感を持っているのは、介護従事者が伸び悩んでいる状況で、移民もダメであると、介護する人がいなくなることです。

一所に集めて効率的に介護したいので、サービス付き高齢者住宅の建築を国は後押ししていますが、持ち家率が高い日本の高齢者は実際に介護が必要になるまでは、わざわざお金をかけて賃貸住宅に入ろうとはしません。

 

そうなると、どうなるかと言うと、お金がある人は介護付きの立派な施設に入居して、中間の人は自宅で親族が犠牲になり何とか無理して介護(子供はフルタイムの職から離れざるを得ない人も増えます。そして、親の年金収入や貯蓄に一部依存するようになります。)、お金が無い人は痴呆症などの人は街に溢れ、孤独死は珍しいことではなくなるでしょう。

 

このお金の無い高齢者の対策、介護による家族の犠牲について、もっと議論されていいように思います。

 

日本人は、自分たちは頭が良いと思っているかも知れませんが、政治への対応を見ていると、すごく情緒的な行動が多く容易にマスコミにコントロールされるように思いますし、ネット上に見られる一部深く考える人は自分も含め行動力がありません。

 

最近思うのですが、政府の意見を反映していると思われるNHKでは最近悲観的な特集をすることが多いのに、世論があまり動いてきて無いように思われるので、政治家も変われないのではないでしょうか。

 

経済問題も介護問題もバランス良く意見できるような層が本当は日本でも主流にならなくてはいけません。

と言いながら、自分も平日会社にエネルギーを搾り取られ、このような駄文を書くことしか出来ないのですが。

 

 

日本とイスラム国

 

イスラム国による人質事件は最悪の結果となりました。

インターネット上で色々な意見が飛び交っていますが、これからの日本がどのような道に進めば良いのかは誰も納得のゆく答えは無く、今後の困難が予想されます。

 

<日本の一番のネックであるのは軍事力です>

今回の件でも解るように世界中が非難する明らかなテロ組織であっても誰かが罰してくれる訳ではないので、そのような者から自らの身を守る必要があり、同時に国益を左右するような紛争は静めなければなりません。

自分自身平和ボケしてますが、戦争やテロはいくら非難しても無くならないので、それにどのように向き合うかは、日本国民も覚悟しなければいけません。

お金で解決するというのならば、必死にその分余計に儲けなければいけません。

 

<次にエネルギー問題です>

原油の輸入の約8割を中東から輸入している日本は、中東がこれ以上混乱してきてしますと厳しい状況になります。

不安材料はたくさんあります。

①中東地域の不安定

②日本の原発再稼働の目途が立っていない

③アメリカのシェールガス革命 

 → アメリカが中東安定に労力をかけなくなる可能性

④日本経済の衰退

 → 1990年の湾岸戦争では、自らが軍を出さない代わりに、1兆円以上を援助し

   ました。

新興国のエネルギー需要の急増

 → 中国やインド、中東自身の経済成長により需要はこれからも増えてゆきます。

 

<一番深刻なのは経済問題かも知れません>

 

今までは、お金に物を言わせてアメリカに貢ぐことで軍事問題は解決して きましたが、今後はそうは行きません。

今回の安倍首相の中東訪問も26社の大手企業を引き連れてのことですが、日本の経済状態は国民が思っているより更に深刻なのではないでしょうか。

生産年齢人口の減少による経済規模の縮小と高齢化による社会保障費の激増が同時に来て、人も足りなくなるが、外国人は嫌いなので移民は来て欲しくない。

 

何一つ変えさせたくないという人が多すぎて、人手不足1つについても、人は大企業に眠っていても解雇規制で社内失業(もしくは大したことやってない)、企業は無駄な人件費を払い衰退し、世の中は人手不足のまま。

 

このように、不況になると今持っている人がそれ手放さずに、現在持ってない人やこれから社会に加わる人など若い人にしわ寄せがいきます。非正規雇用は全体の3割に達しています。

 

もう、政治は何も変えられないでしょうか。

そうだとしたら、自分を含め国民1人1人がおろかで何も出来ない報いでしょう。

 

世界は時代と共に繋がり過ぎてしまっています。

そして、新興国の発展と共に先進国では貧富の差が広がり、フランスの事件のように世界の混乱は悪い方に向かっているように見えます。

 

世界に目を向けずに、安倍首相が悪いとか、自己責任だとか、日本の村社会から思考が出ることが出来ないままでは、気付いた時には手遅れになっているでしょう。

この事件を機に、今後の日本の在り方について、もっと真剣に考えてみようと思ってます。

 

 

 

 

 

ポーランドが目立ってきた

 

年末年始にスリランカ旅行に行ってきたわけですが、行った国の旅行者がどの国から来ている人が多いかがいつも気になるのですが、今回は観光案内所の利用者ノートや宿の宿泊者ノートを見てみましたが、数は少数ですが今まであまり見かけなかったポーランド人が目につきました。

 

帰国後にNHKのBS国際報道という番組でEUの優等生ということで特集されていましたし、日経の電子版で取り上げられているFinancialTimesの翻訳でも先週記事が出ていました。

 

ポーランドはご存じの通り、第二次世界大戦後に共産圏に組み込まれ、1989年に民主化、2004年にEU加盟を果たしました。

 

当初は、EU各国への人材の流出が続いたようですが、EUから支給される補助金でインフラ整備や航空産業の振興に重点的に投資して、経済発展を果たしました。

また、1月23日付けのFinancialTimesで中国、インドに続く第3位のアウトソーシング市場になってきており、金融業のバックオフィスとしてEU圏内であることや、ドイツの隣国であることも有利に働き成長しているそうです。

 

また、昨年11月22日のEconomistを翻訳した記事にも1989年の民主化以降で経済規模が2倍になっており、まだ課題も多いながらも小規模なドイツ企業を買収する企業やドイツに鉄道の車両を輸出する契約を結んだとも書いてあります。

 

EU圏内にあり、EUの補助金が得られることと人や物の移動が容易であること、EU内最大の経済大国ドイツと国境を接していることなど、これからの成長が期待されます。

経済成長にするに連れて、国外に流出した人材も一部戻ってきており、国としても出戻りを推奨しているようです。

 

また、昨年12月からドイツのメルケル首相の強力な後押しで、欧州理事会常任議長にポーランドのトゥスク前首相(第二次大戦中はドイツ国籍を持っていたそうです。もちろんドイツ語は堪能です。)が選ばれており、同じくドイツの隣国として経済成長しているチェコなどを含め南欧やフランスの低迷をしり目に、ドイツを中心とした中部ユーロッパの時代が来るのでしょうか。

ちなみに、スリランカの宿ではチェコ人もポーランド人と同じくらい宿帳の国籍欄で

見かけました。

 

今までアジアなどの海外旅行先であまり見かけなかった東欧の人が増えてきたというのは、アメリカのIT企業や大学にアジアの人が増えているのと同じように、ヨーロッパでも東欧の躍進や移民により色々な問題を抱えてはいますが、新しい時代を切り開いている過渡期なのでしょう。

 

それに引き替え、日本は「何も変わりたくない」ということでどうなるのでしょう。

国やマスコミが悪いと言っている人もいますが、一番悪いのは無関心な国民が多すぎること思います。(自分も何か出来ている訳ではありませんが。)

エネルギーや食糧の輸入、金融市場、トヨタなどを中心とする世界的企業のことを考えれば、世界がこれだけ動いてきているのに、日本だけのんびり過去にしがみついていられる訳もありません。

どうにか変わってきて欲しいものです。

 

スリランカ旅行記

 

さて、スリランカ旅行がどんな感じであったか書いておこうと思います。

 

ホテルは、深夜到着と言うことで1泊目のみ予約をしていたので、空港タクシーでホテルに向かい順調にチェックイン。

翌日は、コロンボからキャンディに鉄道で移動しようとしたところ、大雨の影響で運休になっていました。

戻ってから知ったのですが、日本でも報道されるくらいの大雨があったみたいですね。

幸いバスターミナルと近かったので、バスに切り替えキャンディに向かいました。

道路は所々大雨で崩れたところが工事中で、まだインフラの整備が遅れているのが良くわかりました。所要時間3時間半で155ルピーとガイドブック通りでしたが、ローカルバスですので停車も多く疲れました。

 

さて、到着したキャンディは湖とお寺を中心とした落ち着いた世界遺産の古都です。

まずは、ゲストハウスを探し、ご飯を食べてから明日から二日間の予定を立てるためにスリランカ政府環境局へ行きました。

中には1人の担当が居て、その人に色々質問できる形式で、北部の仏教遺跡の世界遺産エリアを回りたいと言ったら、アヌラーダプラというところは大雨の影響で行けないということ、タンブッラ、シーギリアを初日に回りポロンナルワに泊まって翌日観光をしてから戻ってくる方法を勧められました。

最後に、名前と国籍とコメントをノートに書くようになっていましたが、コメントを書いているのは、西欧・北欧が多いのはどこの観光地でもそうなのでしょうが、ポーランドイスラエル、ケニア、タイ、マレーシア、韓国、ロシアなど、最近のページを見ただけでも色々な国の人がコメントを書いていました。

日本人が一人もコメントで見当たらないのは、ツアーで来ている人が多いからか、休みが短いので日本でスケジュールを決めているからでしょうか。

 

ゲストハウスは、キャンディ湖の南側の斜面にたくさんあるので、少し迷いましたが、ゲストハウスが道沿いにたくさんある道を登りながら探して泊まりました。

疲れていて直ぐに眠ってしまったので、翌日は早起きをしてしまい5:30から仏歯寺という一番の観光地が開くので朝から観光をしてきました。

 

そして、ローカルバスの日が始まりました。

まず、タンブッラの石窟寺院まで2時間、タンブッラからシーギリアまで1時間で戻って1時間、タンブッラからポロンナルワまで1時間半と合計5時間半の移動は疲れました。ターミナルから乗るので座席は座れるのですが、満席で立っている人も多く乗り降りも多いので落ち着きません。

しかし、三つの観光地はそれぞれそれなりに良くて、シーギリヤ・ロックは存在感がありますし、周りはジャングルと川くらいしか見えませんが頂上の景色も良かったです。

 

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かなり急ぎ足でタンブッラとシーギリアを回っても、ポロンナルワに到着したのは、夜の7時30分くらいとかなりの強行軍、やはりまとめて回るならばツアーを探した方が良かったかも知れません。

しかし、ポロンナルワに泊まったのは良かったと思っています。

ポロンナルワは、10~12世紀に首都であった仏教遺跡がある街ですが、中心地から少し離れると農家中心ののんびりした街です。

ちょうど昨日結果が出たスリランカの新大統領は、南部地域からポロンナルワへの農業移民の家庭で育ったと紹介されていましたので、大きな貯水池があるので農業中心のエリアなのでしょう。

疲れてまた早く寝てしまったので、早起きして貯水池の周りを散歩してのんびり感を満喫しました。

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 そして、午前中いっぱいポロンナルワの遺跡を見て、無理やチェックアウト時間を遅らせたゲストハウスでシャワーを浴びて一休みしてから、3時間またローカルバスに揺られて(ローカルバスしかないのでしょうがないですが。)キャンディに帰ったら、

もう暗くなり始めていました。

明日の移動は鉄道でするつもりであったので、駅で時刻表と電車が動いていることを確認し、宿を探して寝ました。

 

翌日は、鉄道に乗って(やはり電車は楽)ハットン駅に向かいましたが、車窓は途中から一面の茶畑の景色で綺麗でしたね。

ハットンからバスで1時間でアダムス・ピークへの登山口の村のナラタニヤに行き

まずは宿を探して一息。

日の出は6時で登るのに4時間かかると言うことなので、早めに寝て少し早い深夜1時に

出発。

1月1日だからなのか、すれ違う人は「ハッピーニューイヤー」と声をかけてくる人も多く、地元の人と観光客はざっくり半々くらいでしたが雰囲気は良い感じでした。

結果的にゆっくり登ったつもりが3時間半でついてしまい、1時間以上山頂で待つことになり長袖のシャツと折り畳みのダウンを着ていても、ダウンには防風機能が無いので風で少し寒い思いをしました。

登山道は、外灯、売店、トイレ、警察もあり山頂まですべて階段が整備され足元は良いので、サンダル等でなければ普通の靴でも登れますが、体力はそれなりに必要かと思います。

反省としては、通常2時からで良かったのを1時から登り始めたので、外灯はありますが、最初の方は他の人が全くいない状況に何度かなって多少怖い感じを受けたので、

やはり、人が多い時間に登った方が上で待つ時間も短く、道中も安全なので良かったことです。

 

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 下山して一休みしてから、ナラタニヤからハットンにバス、ハットンからコロンボまでバスで帰りました。

ハットンからコロンボは、ガイドブックに書いてあったインターシティと言うバスで帰ろうと思いバスターミナルで探したのですが、勝手な思い込み知れませんが、あまり使われると観光客だらけになるので知られたくないのか、バスの誘導をしている人に聞いても結果的に知っていたのに、普通のローカルバスを勧められて、出発時間も30分後に出たのに1時間半後と言われました。

料金は通常のバスで160ルピー(1ルピーは約1円)インターシティは320ルピーとなっており、観光客向けのホテルや遺跡等の入場料が日本並みの価格がすることを考えると、地元の人の少し高級な足であり、席も20名分くらいしか無いのであまり観光客に独占されたく無いのかも知れません。

 

途中でエンジンから「バンッ」という大きな音がして、自動車修理工場に寄ったりしましたが、ガイドブックで5時間と書いてあるところ、4時間半くらいでコロンボに到着しました。

 

翌日は、コロンボ観光とおみあげの買い物でしたが、コロンボはあまり見どころが無いのと、お土産も紅茶くらいしか無い、と言うことにその時気が付きました

スリランカ紅茶局でやる気のない店員から紅茶を買い、お土産物屋では預かり荷物を盗まれそうになり、ホテルのフロントもタクシー代を相場の2倍くらい額を提示してきたり、三輪タクシーには他のアジアの国みたいに頼んでいないの土産物屋に連れてかれたり、他のエリアは素朴な人が多かっただけに、他のアジアの国よりは大分ましなのに、コロンボにはあまり良いイメージは持てませんでした。

そして、深夜の便で帰国の途につきました。